いつか来るかもしれない批判のない世界

イケダハヤト氏の大きな欠陥は「真っ当な批判と罵詈雑言の区別ができない」点です

批判的な意見はだいたい100%当たっている - Hagex-day info

 面白かった、元になった鳥井さんの記事が特に。いささか自己啓発的な香りはあつつも「批判的な意見は当たっている」としたほうが、正しい気もするし面白い。「批判は全て聞かなくていい」というのも、少し前まではそれなりに意味のあるカウンターになっていたと思うが、今となっては古さを感じるし松浦氏の意見のほうがしっくりくる。もちろん聞くまでもないもの・反論すべきものはあるが、反応をすべてスルーするのであればそもそも書き手は公開しないでほしい、マナーとして恥ずべきことだと思う。

 

最近炎上系ネット有名人をみててなんだかなーと思ったのは、現実にほとんど存在しない人をとりあげて「〜な人って〜だ」的なエントリーをあげる→あらすぎる論に批判があつまって炎上→釣っておきながら「ちゃんと読めよ」と返す→反応した人の中で明らかに誰が見てもヒドいのをピックアップして批判に対する批判を行う、というやつ。あまりのマッチポンプと見えすぎる展開…。

 

たしかに取るに足らない批判だとしても書かれた側にはかなりのダメージになりうるわけで理解はできなくもない。とはいえあんまりだと思う。彼らはまっとうな批判すら聞く気がないので、もう誰も何もいわないのがいいみたいな流れが進行している気がする。

自分の取り巻きが「そうだそうだ!」と援護してくれる中で、その声に煽られて表現し続けることのほうが、よっぽど怖い

批判的な意見を見つけたときの心構え。 | 隠居系男子

これって一部の人にだけ当てはまる話ではないのではないか。炎上とまではいかなくともSNSではもう「批判しない」文化が醸成されて「いいねの裏にある10倍のダメだろ」が見えなくなっている時代になっていると思う。今後どんどん人やサービスが入れ替わっていく中で、(まっとうな)批判をするという行為はなくなっていくのかもしれない。

それがいいことなのか悪いことなのか僕にはわからないけど、そんな発信って怖いよなというのだけは確かだ。

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